閑話休題。
この記事は、弊社WEBサイトのベースになっているWordPressの次期バージョンについての投稿となります。
WordPress 5で採用される記事エディタ「Gutenberg」では、記事の保存形式が大きく変わります。(参照:「Before Gutenberg – WordPress 5.0になるまでに準備すべきこと」)会社のWEBサイトをCMSで管理している場合は、よほどの事情がない限り、ベースにWordPressを選択されているかと思います。
WordPress 5のリリースは12月以降となると考えられます(Ver4.9.9が11月と言われています)が、対策が必要となるケースについて、簡単にまとめておこうと思います。
問題がでるケース
- 別のWEBエディタなどで作成したHTMLをそのままペーストしている
- フロントページなどで、特定の固定ページを指定し、HTMLをペーストしている
- JavaScriptのため、クラスやタグを埋め込んでいる
- 更新が止まっているテーマを利用している
- テーマのカスタマイズを外注し、WordPress本体の更新は社内でおこなっている
- 「テーマの更新」画面で更新ができない有料テーマを利用しており、WordPressの更新とテーマの更新タイミングがずれがち
- 更新が止まっているプラグインを利用している
- 一部の翻訳プラグインなど、記事データに大きな影響をおよぼすプラグインを利用している
まずはクラシックエディターを導入する
参考サイトにも記載されていますが、クラシックエディタープラグインを導入することで、多少不便になりますが既存の情報は保護されます。
ただし、セキュリティを鑑みず何世代もWordPress本体のバージョンアップを見送っている(放置している)ようなケースでは、クラシックエディタープラグイン自体の導入ができない可能性もあります。余計なコストが発生する前に、早急にアップデート実施する方が得策です。
WordPress 5のリリースから、実際のサイトを更新するまでに各々タイミングがあると思いますが、サイトの一時クローズが必要な場合も考えられます。まだ対策を検討していない場合は、そろそろWEB管理者を交えて、現状の構成確認とバージョンアップまでのスケジュール感を共有しておいてはいかがでしょうか?
山本